健康管理は大切

先日、知り合いの知り合いで直接の繋がりがあるわけではないのだが、
末期の肝硬変の方のお見舞いに付き添うことになった。
大きめの‘石’がどこかの器官に詰まってるようで、手術するのも難しいとのこと。
病室で苦しそうに横たわってるのが鮮烈に残った。もう長くないという話を伺った。

彼の場合はウィルス性ではなく、アルコール由来のものだった。
私を見舞いに連れていった知人の話だと、毎日ものすごい量のお酒を飲んでいたらしい。
こういう人の力になってあげたいと思う一方で、不謹慎な感情を抱いたのも事実だった。

肝硬変は一度なってしまったら治らない。
アルコール由来のものならば、生活習慣を規則正しくしていれば
(もちろん総摂取量に個人差はあれ)未然に防げる。
少なくとも、その人に関しては摂取しさえしなければ防げたのだ。

【予防医学】という言葉がある。
病気の原因から帰納的に病気を予防したり、なりにくい身体をつくる学問である。
生活習慣病という言葉がすっかり巷に認知されている昨今、
そして世界一の長寿国でもある昨今、
私たちは改めて自身の健康を意識する必要があるだろう。
病室を後にし、ふとそんなことを考えた。



私自身に関して言えば、ここ1年ほど酒とは無縁(2ヶ月に1回飲むかどうか)だし、
煙草は元々吸わないし、野菜も意識して食べてるほうだから、後は適度な運動かな・・・