忍者ブログ
日々の出来事や思ったことをアレコレと。
[8]  [7]  [6]  [5]  [4]  [3]  [2]  [1
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

普段の指導で心掛けていること・・・それは講師の質・講義の質である。
当たり前のようだが、私が今まで見た限りでは、
これをきちんとこなしている方は少ない。



まず講師の質について。
これは講師の人柄を示すものだと考えてもらいたい。
「この人に習いたい。この人は尊敬できる。」と思ってもらえるかどうか。
これがまた、どうも巷でアルバイトしている人達には単純そうで難しいらしい。
彼らは単に時給云々しか考えていないからだろう。

なんだか喋りかけ辛かったり(思っていることを言えずじまいのまま終わる)、
覇気がなかったり、喋り方が流暢でなかったり・・・
嘘かと思われそうだが、意外とこういった方々は多いのである。

また、性格的にもクエスチョンマークの付く人達が多い。
オブラートに包んで表現すれば、あまりいい性格をしていないのである。
良い大学に受かっているからだろうか。謙虚さがない。
こういった人に特徴的な共通点としては、
目上の人に対する謙虚さ、処世術は心得ているのだが、
その人が下と位置づけた人物に対してはまるで配慮が欠けている。


これに関して、とある会社の全国営業順位で3位を経験した後、
大手塾に転職し長年指導を経験していた方から興味深い話を伺ったことがある。
彼が言うには
「この業界(生徒に指導する立場)でずっと働いていると、
先生と慕われるもんだから偉くなった気になってしまう。
それも、無意識のうちに性格が曲がりやすい。」

とのこと。
元TOP営業マンのこの言葉は、本当に鋭い意見だと感じたのを記憶している。
指導する立場の人間は、常に平等な謙虚さを心掛けてもらいたいものだ。



また、講義の質も重要である。
今までにも、『えぇ!?そんな指導なの!?』と思える人は数知れず。
【問題を解いてもらう→その間講師は暇そうにしている→
解けていたら次の問題、解けていなかったら(解答通りの)解説→
→指定時間が終わるまではこの繰り返し】
のワンパターンであり、本当に芸がない。
こんなことでお金を貰っている人が世の中の半分ぐらいいる。
これでは給料泥棒と思われるのも当然だろう。

時間はフルに使いこなすべきだ。
暇な時間があれば、具体的にどの辺りの計算が弱そうか。
ここが弱いのであれば、あの単元も弱いかもしれないといった
発想は最低限行ってもらいたい。
また、どういった講義をすれば、よりわかりやすいものになるのか。
解法を発想させるに至った点とはどこなのか。応用性はあるか。
生徒の表情はどうか。疲れていたら、どういった話をして疲れを癒すか。
・・・などなど、いくらでも講義に必要な部分が出てくる。

私は基本的に余計な宿題は出さない。
(もちろん、生徒が余分に問題を求めるのならそれに応じるが。)
その時間に扱った問題を解き直すだけの復習のみで終わることが多い。
それにも関わらず、1ヶ月そこらで平均点から学年TOPにまで上り詰めたり、
平均点から学年2位にまで成績をUPさせることができたのには理由がある。
それはもちろん上記のことに付け加え、
復習素材をふんだんに盛り込んでいるのである。

どの点が弱いのか、どこがポイントなのか・・・など、
指導時間中に学習素材をまとめ、それを生徒に渡す。
後はそれに従って生徒が復習するだけ。
もちろん印象に残る指導も心掛けているため、
生徒は復習しているとすぐに講義を思い出してくれるようだ。
一問一答ではなく、応用の効くポイントを抑えているから、他の問題にも使える。

宿題をいっぱい出して生徒にやらせて成績が上がるのは当たり前である。
宿題をやらせる能力に秀でた先生なのかもしれないが、
それだけでは物足りないのは言うまでもないだろう。




先生が生徒に与える影響は、思っている以上に大きい。
嫌な先生であれば、その教科も嫌いになり、負のスパイラルに陥る。
逆に好きな先生であれば、その教科も好きになり、
自主的に勉強する気にもなるだろう。

自分が学生の頃を思い出してほしい。
嫌な先生が担当する教科は苦手な科目ではなかっただろうか。
嫌な先生だけどその教科が好きな人はそれほどいないだろうし、
いたとしても、それは最初にその教科を習った先生ではないと考えている。

しかし、多くの先生はこの事実に気付いていないのが現状であろう。
『私は生徒のことを第一に考えている。』と自負している先生も、
(それでも、流れ作業をする人達よりは数倍マシなのだが)
講義にのみ目がいってしまいがちなのである。

・・・全体的に愚痴っぽくなっちゃったけど、許してください。
要は、私は常に学生の学力の向上、
ひいては指導する先生の質の向上を考えてるってことです。
学生の学力が全体的に下がってきていると言われる昨今、
楽しく学べる場を提供してくれる先生が増えることを期待しています。




もしよろしければ、1クリックお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
PR
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
blogランキング
もしよろしければ、1日1クリックしていただけると幸いです。



ブログランキング・にほんブログ村へ
カウンター
プロフィール
HN:
藤井隆史(仮)
性別:
男性
職業:
永遠の17歳
趣味:
良い学習参考書の選定
自己紹介:
参考書マニアです・・・多分。

連絡先は
yozkawsunあっとyahoo.co.jpです。
あっと=@です。
一応、迷惑メール対策です。
簡単な経歴
思えば代ゼミが始まりでした。
今では良い参考書がないか、本屋に立ち寄る日々です。ちょっと趣味を通り越してるかもしれません。
ブログ内検索
バーコード
忍者ブログ [PR]