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日々の出来事や思ったことをアレコレと。
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本当にどうでもいい話なんですが、自分用メモのような、
自分語り的な感じでつづってみようと思います。

数年前までは、結構自己中心的というか(もしかしたら今もそうかもしれませんが)
自分以外の他人のことを悪くとらえがちだったんですが、
最近は『自分にはない他人の良いところは認め、わからないことは
ハッキリとわからないと言い、なるべく悪口は言わないようにしよう』と
考えるようになりました。
私は、「行動は性格を規定する」と考えてるので、こういったことから
コツコツと自分の理想とする人物になっていきたいと思う今日この頃です。

まぁ、よく考えてみたら今までそんなことばかりやってたのかと言われそうですが、
決してそうではなくて、なんというか・・・上手く表現するのが難しいですね。

例えば、ちょっと前に有名になった元ライブドア社長の堀江さんとか、
メディアでは散々に叩かれてたイメージがありますよね。
当時の風潮としては、ある種、
民衆のルサンチマン(←使い方合ってるかな?)があったように思います。
そういったことに対し、素直に自分の持つ羨望心や嫉妬心を認められるか、
そしてそれを非難に向けず、自分の為になるよう消化できるかがポイントだと思うんです。
「じゃあ、あなたも会社を立ち上げて儲ければいいじゃないか」と言われたら、
ほとんどの人が閉口するんじゃないでしょうか。
もっとも、「報道によると、彼は悪いことをしたから成し得たんだ」と返されそうですが。
私個人としては、彼は別に悪いことをして富を築き上げたイメージはないので、
その辺りは反論する人との見解の違いはありそうです。
仮に悪いことをしたとしても、あそこまで巨万の富を得るのは普通は無理です。
(・・・うーん・・・ちょっと例がイマイチだったかなぁ・・・)

極端な例を出してしまえば、いわゆる新興宗教創始者とかも素直にすごいなと思います。
私なんて、まず間違いなくそういった宗教なんて創れませんから。

・・・新興宗教といえば、つい先日、ふとオウムの麻原がどうなってるかと気になったので
調べてみたら、まだ彼は死刑執行されていないようです。
27人殺人の首謀者というのは決して許されることではありませんが、
あのぐらい大規模な宗教を創るというのは、やはりある種の才能なんでしょうか。
麻原に限らず「あの才能をもっと別のことに活かせば・・・」というフレーズを
耳にすることがありますが、Wikipediaによると麻原は東大文Ⅰを志望してたようで、
受験には失敗してますし、その後の薬局経営も失敗しているようです。
そういったことを考えると、人それぞれが発揮できる才能は違うのかなぁとも思います。
彼はおそらく、宗教以外では才能を発揮できなかったんじゃないでしょうか。
難しいですね・・・。



話が変な方向にそれてしまったのですが、まぁ、ともかく、
ここ最近は相手の良いところを素直に認め、できれば取り入れたいなと思うようになりました。
ちょっと自分の理想の人間に近付けたような気がします。

次は【努力する・持続する】ということができるようになりたいです。
今年は平均して1日30分ぐらいしか勉強してない・・・これはかなりヤバイですね。
強力なモチベを自分で作らないと(そして自己暗示をかけられるぐらいにならないと)
机に向かう気持ちにはならないのかなと思います。
逆に言うと、自分の中で確固たるものがあれば、没頭する性格なのでうまくやれそうです。

最近は性格を変えられる(というか理性で包み込む?)のではないかと
思うようにもなってきてるので、そういった意味で、うまく自分を方向づけられるように
していきたいなと考えています。
努力・継続さえできれば、かなりすごいことになりそうなんだけどなぁ・・・
まぁ、もっとも、それができないから皆苦労してるんでしょうが。

私が思うに、いわゆる出来る方々は、生まれ持ったものどうこうというよりは、
自分をうまくコントロールできる方法を日々の中で編み出してるように思うので、
私もできるだけ早く自分なりの方法を見つけようと思います。
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【英語】
発音・文法で必ず失点してしまう(かと言って、この分野は費用対効果も悪い気がする)。
それに関しては、過去問・模試・問題集で間違ったところだけ復習するのが効率良さそう。
速読の練習。長文は、各設問に関して本文の解答根拠を探す。必ずある。

【数学】
必要十分条件の例外を見つけられるかどうか。確率を数え逃ししないか。計算練習。

【国語】
小説問1の語句問題、古文問1の語句問題、
漢文最初の漢字推定問題でいかに失点しないか。
新しい文章の読み慣れ。解答の根拠は英語同様必ず本文にある。
(英語長文問題と違うところは、誤答選択肢の作り方を研究するかどうか。
国語は選択肢研究する必要アリ)

【理科】
少々細かい知識に対応できるよう、過去問や模試、
問題集を解いて間違った箇所をピックアップ。

【社会】
基礎的な語句・知識を、理解を伴って覚えるだけ。
あとは過去問や模試の解き慣れ・反復。


英語と国語は面白いもので、文章読んでて分からなくなったときは必ず本文から離れてる。
『正解の根拠は問題文にある』というのは一見当たり前のことなんだけど、
これを軽視する人があまりに多い気がする。
気づけば自分で妄想したことを解答してること多々。
これに気付いてからは、模試で自信を持って解答する機会が増えた。
今年のセンター評論は典型だから、一度やってみるのもお勧め。
3ヶ月以上も更新してないと広告を貼られるので、その対策に。

受けた模試は2009年6月21日~12月23日までに行われた
代ゼミ・河合・ベネッセ駿台・東進の4予備校モノ。計8回。
まぁ、8回も受けたら流石に良い点数も出るワケで・・・。

模試を受けてて思ったのは、どれも傾向がバラバラな感じ。難易度も、まばら。
やっぱりセンター試験で点数を取りたいのなら、
過去問をやって傾向を掴んだほうがいいような気がします。

1番良い点数と2番目に良い点数を、出典と共に自分用に残しておきます。
後で振り返って見てみると、きっとすごく恥ずかしいだろうなぁ・・・でも、いいもん(´・ω・`)


【英語・筆記】
①188点<河合センタープレ> ②176点<河合第2回>
【英語・リスニング】
①48点<代ゼミセンタープレ> ②42点<東進第4回>
【数学ⅠA】
①100点<ベネッセ駿台第1回> ②98点<河合センタープレ>
【数学ⅡB】
①~②(③)100点<ベネッセ駿台第3回、河合第2回、代ゼミセンタープレ>
【国語】
①184点<東進第6回> ②181点<河合第2回>
【物理】
①~②(③)96点<河合第2回、東進第3回、東進第6回>
【化学】
①~②96点<代ゼミセンタープレ、河合第6回>
【倫理】
①85点<東進第4回> ②80点<東進第3回>

①だけ全部足すと897/950(英語を圧縮すると850/900)
②だけ全部足すと869/950(英語を圧縮すると825/900)


最高点だけ足していってもギリギリ900点を超えないのは、ちょっとショック。
ちなみに、模試別の最高点では
①12月23日:東進第6回 833/950(英語を圧縮すると793/900)
②8月16日:河合第2回 829/950(英語を圧縮すると788/900)
でした。
100点以上失点してるってのは、よく考えてみるとオソロシイ・・・
まるまる一教科分の配点以上を落としている計算ですからね。

8回分の模試を見直してみると、英語・国語はちょっとひどいです。
家でもう一回解き直すと解ける問題がほとんどなので、
もっともっと時間内に精度を上げるような訓練をしないといけません。



・・・最近すごく寒い日が続きますが、耐え忍んでいきましょうヾ(*´∀`*)ノ
昨今のTVメディアにおける執拗な自民批判が気持ち悪いと思ったら・・・
メディア政策:新政権に望む 「表現・報道の自由」規制、デジタル社会、そして…から
以下抜粋。


民主主義社会ではジャーナリズムが不可欠だ。日本では社会文化政策として
新聞ジャーナリズムの公的な支援論議はほとんどされてこなかったが、
いまこそ始める時ではないか。
再販制度や特殊指定制度は、新聞事業を維持するために、その意義が一層強まった。

欧米の政策を参考にした税制上の優遇や、教育文化政策の一環として、
ジャーナリズムの社会的な重要性を学ぶためのカリキュラムを強化したり、
義務教育が修了する15歳を機に新聞の1年間無料配布を検討してもいい。
年500億円で足りよう。



新政権に、こんなこと頼んでるんですね。なんか納得させられました。
この記事を載せてる新聞社は赤字だそうで、
まぁ、なんというか、点と点が線で繋がった感じです。
朝日新聞社も赤字なんですね。 あと産経もですか。
麻生太郎首相は広告税を考えてたそうですから、 ますますそうですかって感じです。

一方、今話題の民主党政権は、温室効果ガス案で家計に36万負担させるそうですし、
年金制度改革で収入から15%を年金として払わせるそうで・・・
期日前投票が始まってからこんなことを言い出すのって、ちょっと卑怯な気がします。

上記の内容も含め、民主党案では

自動車税5万円増税
固定資産税5万円増税
所得税5万円増税
地方税5万円増税
株取引におけるキャピタルゲイン課税も増税または総合課税に変更
環境税5万円
配偶者控除廃止
扶養控除廃止
エコカー減税廃止
エコポイント廃止
住宅ローン減税廃止
介護保険料増税
健康保険料+10~20%
温室効果ガス削減1世帯あたり36万円増

4年後
消費税+10%増税
年金収入の15%に増税

ということらしいんですね。これでどうやって国民は生活していけばいいんでしょうか。
【国民の生活が第一】なのではありませんか。
経済がしっかり回復してないのにこんなこと始めたら、国が沈没する気がします・・・
(いや、正直、回復してもこんなに大増税では苦しいでしょう)


以前、中川前大臣の記事を書きましたが、TVの影響は本当にすさまじいと思っています。
今回は多くの方が民主党に投票するとの予想が各社で出ていますが、
投票する人に「なぜあなたは民主党に投票するのですか?」と聞けば、
おそらく多くの方が「自民党は駄目だ。首相は漢字が読めない。お灸を据える。」と
言うのではないでしょうか。(実際、私の周りにもそう言ってる方がいます)
そこで、「どうして自民党が駄目だと思うのですか。」と尋ねれば、きっと
「TVがそう言ってるから。」に近い言葉が返ってくると思うのです。
(私もやはり、それに近い言葉を言われました)


本当は政策の内容で論議・投票すべきなのに、「TVがそう言ったから。」では、
あまりにひどい答えだと思います。
麻生政権を特別支持するわけではありませんが、
もし批判するのであれば、漢字の読み間違えではなく、政策の中身をすべきでしょう。
本来はそうあるべきで、すでにそこからもうオカシイのです。

(あれだけ漢字を読み間違えるのも正直どうかと思いますがね・・・)

郵政選挙はだまされた(つまり当時は自民党に投票した)、などと声高に言う人ほど、
民主党に投票する人が多いのでは多いのではないか、という印象さえあります。

今回の選択は、本当にそれでいいのでしょうか・・・
思わずにはいられない選挙になりそうです。


・・・というか、ほぼそうなってますね。
私自身は、投票する党がなくて困ってる状態です。消去法でいくしかないのかな・・・
King of Pop, Michael Jacksonの逝去報道を知って、かなりショックです。
ファン歴は15年ほどで、辛い時、彼のショートフィルム(敢えてPVとは呼びません)や
CD等に随分と助けられました。『ロンドンのツアー次第では日本公演も?』と期待を
膨らませていただけに、尚更、喪失感が大きいです。ボーッとしてます。

昔、相当に落ち込んでた時期がありまして、(大袈裟にも)もう人生を投げてしまおうかと
思った私がこうして生きてるのも彼のお蔭だと思っています。


やることが沢山あるのですが、なかなか手につきません・・・。
とりあえず、今日すべきことは単純作業だけにしておこうと思います。
日本民間放送連盟(民放連)が面白いこと言ってます。
以下、地デジ支援1兆円→経済効果は7・6兆円…民放連会長から抜粋。


日本民間放送連盟(民放連)の広瀬道貞会長は、
25日に開かれた自民党の「e-Japan特命委員会」(小坂憲次委員長)で、
地上デジタル放送(地デ ジ)対応機器の普及へ向け、
仮に5000万世帯に2万円のクーポン券を配布する1兆円規模の支援策を実施すれば、
約7兆6000億円の経済波及効果がある とした試算結果を披露した。

試算は民放連に委託された電通総研がアンケート結果から推計した。
計1兆円のクーポン券を配布すると、対応テレビやチューナーなどの購入で
約3兆8000億円の消費が発生し、工事費などへの波及効果が見込めるという。


政府の定額給付金を「バラまきだ!」と声高に批判する側がこれですか・・・。
TVなんて見たい人が見るべきで、強制されて見るものでもないでしょう。
しかもこれだけネット環境が整った昨今、都合よくツギハギされたニュースや
(わりと新しいのだと、http://www.youtube.com/watch?v=FfD8fPYC9bk
http://www.youtube.com/watch?v=m3gvlx8OJMQとかがありますね)
それを批評するわけのわからないコメントを聞く暇があったら、
インターネットで一つでも多くのニュースを読んだほうがマシというものです。

『我々こそが国を、政治を、国民をコントロールしているのだ。
愚民を扇動するツールを奪うな。国民は黙って言うことを聞いておけ。』

ズバリ代弁してあげると、つまりはこういうことだろうと思います。
納豆やバナナで、国民の扇動具合は折り紙つきですからね。
さぞかしデマゴギーしやすいんだろうな・・・と思うわけです。

最近の話題でも、フィリピン家族をどうして大マスコミ様が擁護するのか、私にはわかりません。
偽造パスポートで入国したのですから、苗字がカルデロンという保証もできないはずで、
両親共に母国語ペラペラなフィリピン人の子供が、タガログ語を喋れないはずがないのです。
大体、家庭内で母国語を一切喋らない(母国語で全く意思疎通しない)
両親がいるなんておかしいでしょう。

(もちろんネットですから事実確認が難しいのですが、
ヤフー知恵袋で面白い解答がありました。)

「人道的な対処を!」というのであれば、家族仲良くフィリピンに戻すことを主張すべきです。
フィリピン政府も全員戻ってこいと言ってますよ?
というか、この問題で一番怒っていいと思う人達は
キチンと正規の手続きを踏んで入国した外国人労働者の方々だろうと思います。

どこかの誰かが声高に「真面目なカルデロン一家の滞在を認めろ。」などと言ってましたが、
そもそも真面目な人であれば不法入国なんてしないでしょう。
こんなものを認めてしまっては、入国したもの勝ちで、もう法治国家でなくなります。
もっとも、日本を壊したいのであれば別ですが・・・。

私たち一般人は、もっとメディア・リテラシーを高めていくべきです。
ネットが全てだ、とは言いませんが、一方通行の報道よりは幾分かマシだと思いますし、
過去の事件・報道についても考えさせられる機会が増えるはずです。
(騒音おばさんは良い例です。気になる方は「騒音おばさんの真実」で検索を。)


折角ネットという良いツールがあるのですから、使いこなしていきたいものですね。
最近は、すっかり小沢氏関連のニュースばかりですね。
自民党の二階氏にまで捜査が及ぶという今、自民を「国策捜査だ。」と
非難していた方は一体全体どんな顔で過ごしているのやら・・・・。
TVで「麻生氏が指揮権を発動すれば、この逮捕を止めることができた。」と
電波を発していたコメンテーターのブログは、案の定、只今炎上中なのだそうです。

それにしても、TVの報道の在り方って、最近はすごく偏ってるようにみえます。
そのことに関する、ちょうどいいリトマス試験紙が
1ヶ月ちょっと前にもあったので紹介しましょう。

中川前大臣の辞任は、皆さんの記憶にも割と新しい出来事だと思います。
さんざんTVで「酔っ払い会見」と報道されたアレです。
私も、あの会見については擁護しづらいものがあると考えています。
・・・では、質問です。
「一体、中川前大臣は何をしにいって、それはどういう評価を受けたのか?」
さあ、きちんと答えられますか?

おそらく、この質問を街中を歩いている人たちにしても、
大体が答えられないだろうと予測しています(皆「酔っ払い」は知ってるのに!、です)。
失態を報道するのもいいのですが、どういう仕事をしたのかとか、
その仕事はどういう評価だったのかだったりとか、
そういったこともバランスを取りながら報道すべき
です。

森元総理も随分とマスコミからバッシングを受けたようですが、
昨今の安倍下ろしや麻生下ろしは見ていて目に余ります。
そのくせ、小沢氏周辺事情になると『陰謀・国策』と切り捨てる始末。
(面白いことに、お隣の国にやさしい福田内閣のときはバッシングが驚くほどない)
マスコミがどういうことを考えているのか、どっちを向いて報道しているのか、
非常によくわかる出来事だと思います。



・・・とまあ、いつも(?)のようにニュースについてのお話をしたところで、本題です。

現在、数学の解法や考え方をまとめようかなー、と考えています。
最終的に出来上がったものは、予備校でそのまま使えるような形になると思います。
(万万が一に完成したとして、です。この作業に着手するとすごく時間がかかりそう)
内容としては、やはり受験生にとって実戦的であることが必要十分です。
そして、きちんと整理されていていつでも引き出せる状態であることが理想です。

今ある構想としては、とりあえずは単元別にしようと考えています。
この単元別とは、数学Ⅰとか数学Cとかそういった類の単元ではなく、
【最大・最小】や【楕円】とかいった形での分け方にするつもりです。

で、現在迷ってるのは、『一体どこまでまとめあげるか』ということ。
例えば【展開・因数分解】みたいな単元まで作ってしまうとすごく細かくなってしまい、
そうすると結構なところまで着手しなければならず、迷いどころです。
(因みに、【展開・因数分解】はとても大事な分野であることは付け加えておきます)

そこで、まとめる優先順位としては、「あるレベル以上」であることが必要です。
中堅~上位の偏差値の大学で、よく問われるテーマが対象になると思います。
『チェビシェフ多項式』や『リサージュ曲線』なんかは完全に上位校のみな気もしますが、
こういった類のものもまとめ上げてみたいです。

優先順位の高いものが全て終わった段階で、初めて【展開・因数分解】とかの
基本単元にも着手できればいいなぁ、と思います。
・・・まぁ、いっつもこういったことを考えてばっかりで、なかなか実行しないのが
自分の悪い癖ですね。三日坊主ならず一日坊主になりそうでこわい。
「生きてるうちに、こういった形のあるものを作り上げてみたいなぁ」という欲望はあるので、
後はその欲望に身を任せるとしますか・・・。
ここ2~3ヶ月ほど、久し振りに化学の指導をやってます。

頼まれたので指導を始めたのですが、頼まれなかったら
指導はしていないと思います・・・多分。
というのも、化学は教えてもらって成績を上げるようなものでは
ないんじゃないか
と前々から思ってるからなんですよね。

・・・別に化学の指導が苦手というわけでもないんですが、
(というか、ある意味数学よりも専門の分野ですので・・・)
他の理科系教科と比べて、化学は得点への結び付き方が
特殊というか、やったことがストレートに返ってくる科目なんです。

これが、私が上記のように考えている理由です。

数学や物理なら、公式を覚えただけでは点に繋がりません。
どうやって公式を実践に用いるのか、なぜこの公式が
この問題を解くのに必要なのか、別解はあるのか・・・等々、
色々と人から教えてもらう必要性がある科目であるように思います。
生物も単語を暗記しただけでは駄目で、
それがどのように働いているのか、考察問題をどのように考えていくか等、
こちらもやはり人から教えてもらったほうが効率が良いと思います。

それに対して、化学は覚えたことがそのまま試験に出るんですよね。
難関大だからといって、『実はこの物質はこんな反応もするんです。
知ってましたか?』的な出題がされることはまずありません。
(仮にあったとしても、ちゃんと文章で明記されています)
例えばクメン法は毎回同じ反応経路ですし、各種錯イオンはいつも同じ色と形です。
覚えるべき反応式を全て挙げても、せいぜい100個ぐらいじゃないかなぁ・・・。
覚えるべき物質名も100個ないぐらいだと思います。
だから、問題集か参考書で反応式や物質名を自分で覚えたほうが
効率良い感じがするんですよね。
本来の指導の時間を丸々自学習に割けるわけですし。


・・・ただ、参考書や問題集には全ての覚えるべき反応が効率よくスッキリと
まとまっているわけではないし、各本、抜けが所々あるんですよね。
何冊かに書いてある本をひとつにまとめれば完璧なんですが・・・。
指導する意味があるとすれば、そういったところを補填するぐらいでしょうか。
あとは、コレが狙われやすいとかそういったデータ的なこと、
または大学で習う知識を隠して、上手く大学受験レベルにまで
(あくまで負担にならない程度に)応用が効く形で教えるとかですかね。

このようにグダグダと書いてはみたものの、実際の指導の効果は順調でして、
去年まではマーク試験の有機で1~2問程度しか正解していなかったのが、
週2時間、3回の指導(ということは計6時間ですね)で
この前のマーク試験で1問ミスになるまで成長しました。

記述試験もそこそこできるようになっていたので、個人的には良い仕上がりです。
多分、センター試験本番でも有機は満点か1問ミス程度でおさまるでしょう。
(個人的には、もちろん満点で通過してほしい!!)
・・・現在は無機・理論を指導しています。
教えようと思っている内容がかなり多いので、果たして12月いっぱいで間に合うかどうか・・・
なんとか間に合うとは思うんですが、結構ギリギリになりそうです。
有機の指導でもそうだったんですが、あまりセンターのみは考えておらず、
二次まで幅広く使えそうなところにまで知識を落としこんでいるつもりです。

化学に関しては、去年も私以外の方に指導を半年間ほど受けていたそうですが、
少なくともその方よりは私のほうが効果があったようです。
化学に指導の相性とかあるのかな・・・覚えたもん勝ちな感じがしますけどね。
どう効率良く覚えていくかとかが関係しているのかもしれません。
・・・とまぁ、そんなことを思う今日この頃なのでした。
・・・ということで、ちょっと話題を変えて予備校の話をば。
特に数学についてダラダラと書いてみようと思います。

私は当時の人間ではないので想像の域を出ないのですが、
色々なところから話を集めたり、問題や参考書を集めてみる限りにおいて、
1980年代前半~1990年代前半あたりの約10年間の予備校業界はすごかったっぽいです。

受験戦争という言葉が高度経済成長と共に叫ばれるようになり、
70年代以降の大学受験は結構ギスギスしてたみたいです。
今の偏差値50ぐらいの大学が60ぐらいだったりしたこともあるようで、
とてもじゃないけど今の私達には想像のできない世界です。


・・・・で、話を予備校に戻すと、何がすごいかって業界の密度の濃さです。
70年代から受験熱は加速していったわけですが、色々な試験問題が出たこともあってか、
80年代に出版されてる参考書(オークションで高額取引されてるもの)は、
今出版されてるものに比べて問題も解説も中身が格段に濃い
です。



70年代から熱を帯びてきた大学受験-それが予備校や参考書で
中身の濃いものへと昇華されるのが80年以降だったのだろう
と予想しています。
1990年代中盤辺りまでは受験熱もなんとか続きますが、ご存じのとおり、
今では『受験戦争』という言葉を全く聞かない時代になってしまいました。
大学全入時代の到来です。
『受験戦争』という言葉が謳われなくなった理由として考えられるのは、
おそらく受験戦争への反動(ゆとり教育含む)と少子化なのでしょう。
97年以降は下降の一途です。

今ではセンターよりも易しい問題を出しそうな
○○工業大や○○教育大みたいな名前の大学や、
地方のちょっと聞かない名前の私立でも、
80年代の問題を見ると結構レベル高かったりします。
(どのぐらいかというと、MARCH以上~現在の早慶で出されても
オカシクないのではないか?と思えるぐらいまでの、かなりのレベルです)
ですから、今の尺度からすれば『○○大とか卒業した程度じゃ勉強できないんだろーな』
的な感じでバカにされるような大学を当時卒業した方も、
実際はかなり学力があるんだろうと思います。


私が名前を聞いたことのある偉大な数学の先生方も、80年代の方達ばかりです。
今世に出回っている解法や、予備校で裏ワザ的なものとして
紹介されている解法も、もうこの時代で出尽くしている感があります。




・・・そんな中というかなんというか、ちょっと前、とある講師が
さも自分が解法を発見したかのような授業をしたっぽいという話を知りました。
しっかり絶版参考書には載ってる解法です。
というか、実は現在売られている本にも書かれてたりしてます。
他にも最近出版された本で言うと、紹介された解法の名前は違うものの
やはり出版された本に載ってるものも発見しました。

そういった事実を知るにつけ、この業界も意外とヤラシイなぁ・・・と思ったりするわけです。
「そんなことをやってるの知っちゃったら、幻滅しちゃうよね?」と友人に尋ねたら、
「昔のこと知ってるやつなんていないからできるんだろうね。
というか、普通そんなこと(昔の参考書とかにシッカリ載ってる)知ってる人なんていないよ。」
と言われました。確かにその通りです(´・ω・`)

参考書と言えば、通称細野本が爆発的に売れましたよね。
私も昔、細野さんのベクトルの本で勉強した記憶があります。
赤色で手書きの字でコメントが書かれてるのが印象的でした。

あの本を真似てなのかどうかはしりませんが、現在巷で売られている
数学の参考書では、赤で手書きコメントが書かれてる参考書が蔓延している感じです。

ただ、細野本と違うのは、コメントや矢印が書き込みされまくってて
かなり見にくくなっているようなものもチラホラ。
Amazonでは高評価なのに、未だに第1版の参考書とかありましたもん。
(出版されて間もないってわけでもないんですよ?もう数年経ってます)
評判と売れ行きがあまりに違うので、『ネット工作かな?』と思わず疑っちゃいました。



・・・と、まぁ、そんなことを思う今日この頃なのでした。
2000年度~1996年度までの、センター本試追試に収録されてる確率の問題だけ
ずっと通して(ⅠAの確率だけじゃなくⅡBの確率分布も含む)やってたら、
ついつい没頭してこんな時間になってしまった・・・(´・ω・`)
この前1995年~1990年までの確率系は通して解き終えたので、
これで残すは2001年度以降のみになったわけです・・・というか、敢えて残してみました。
残りの問題は、時間を計って通してやってみるのも面白いかなとか思ったり。
大問数にして確率だけで24題解いたみたいです。今日だけで20題近く・・・正直疲れました。

これ終わったら、センター化学の有機だけを2000年~1990年度まで
やる必要もあるので、ちょっと大変です・・・いったん寝るかも。
・・・いや、でも今ちょうどアブラがのってる感じだから、このままたたみ掛けるかなぁ・・・
センター化学なら大問1問あたりにかかる時間も少ないですからね。



現在はちょっとセンターを解く必要が生じてまして(今日の夜までに!)、
かといって毎回まんべんなく全ての単元をやると、相手の意図が見えにくくなったり
実力をつけ辛かったりする
ので、単元別に過去のものから遡ってひたすらやってるわけです。
こんなに通して特定の試験の一つの単元をこなしたことはなかったのですが、
センターの確率に関してはなんか見えてきたかも。

・・・多分、当時の受験生にとっては点取り問題ですね。
1996年度以前は確率は50点配分なんですが、
(確率は数学Ⅱ(ⅡBとして分かれてない!)に属しており、大問3つの中から
2つを選択して解答する形式で、60分試験で大問1題あたり50点配点)
1995~1990年まではめちゃくちゃ簡単です。わかってる人は速攻で終わる感じ。
ただ、旧旧課程→旧課程に移行する前の、旧旧課程最後の年である
1996年度の試験問題は、本試追試ともに問題も比較的難しめ&計算が大変でした。
当時の受験生的には、それまで以前が簡単だっただけに泣いた人も多いかもしれません。



1997年以降は簡単な問題ばかりになっていて(現在まで続いてます)、
解くのも単純作業なので、半ば飽き飽きしながら解いてました。
気をつけなきゃいけないのは数え間違いや数え逃し、計算ミスぐらいです。
人に教える必要もあるので、たまに裏ワザや別解や発展を付けたりなんかして。
いつもいつも面白い解法があるわけではないのが辛いところです。
・・・まあ、オーソドックスが一番ですね。変に裏ワザとかに頼られても困りますし。
個人的には、発想できれば後はわりと計算も楽な二次系の確率の問題の方が好きです。

以前にも書いたんですが、センターはせいぜい100通りぐらいであれば、
全て書き出したほうが圧倒的に速いと思います。
それだけで数問(場合によっては大問丸々1つ)が解けてしまうことがままあるので・・・。

しかも、書いてる間は全く頭を使いませんし・・・
書き逃しのないように樹形図をなるべく使うと良いでしょう。



・・・違う話題を書きたいとも思ってるので、今回は一旦ココで止めておきます。
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今では良い参考書がないか、本屋に立ち寄る日々です。ちょっと趣味を通り越してるかもしれません。
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