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日々の出来事や思ったことをアレコレと。
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「今、自分はどの地点にいて、どれだけの量をこなせばよいか。」
この判断はとても大事だなぁとつくづく思う今日この頃。
学生と受験生では、どれだけの量をこなせばよいかが違ってくるので、
今回はこの順にちょっと考えてみることにします。
(私の守備範囲的に、学生=高校生、受験生=大学受験生の観点で書いていますが、
小学生や中学生、中学受験生や高校受験生にも通じるものがあると思います)



まず学生について。
どこまでこなせばよいかが、明確に分かっている状態です。
・・・というか、先生が答えを事前に教え、範囲も指定して教えてくれるという素晴らしさ。
例えば「○○ページから△△ページまでが、化学の二学期中間テストの範囲ね」という具合。
テストで良い点数を取りたければ、その範囲を暗記すればいいだけの話で、
(その当時は気づきもしませんでしたが)今思うと楽な状況下だったなとつくづく思います。

英語や現代文でさえ、授業の教科書で扱った文章からしか出題されませんからね。
しかも、「このとき太郎は~~のように感じていた」と
先生が読み取り、それを逐一板書する始末。
仮に、先生の勘違いか何かでその読解が誤った方向に向かっていたとしても
(先生とて、神様ではありませんから間違う可能性だって否定できません)
テストでは先生が読解して板書した内容が答えになるわけです。

数学は1+1=2のように答えがハッキリしていますし、
理科系も、例えば水がH2Oと表記できるように、やはり答えは一つです。
社会にしても、単純に出来事の名前を答えるのであれば
教科書に載っている単語以外答えようがありませんから、一つに決まります。
(『与えられた資料から類推し、得られる見解を記述せよ』のような問題であれば
若干答えにバラツキも生じそうですが、そんな問題はまず学校のテストでは
出題されることはないでしょう。少なくとも、私は見たことがありません)

英語・国語に関しては、仮に先生自身の読解が誤っていたとしても、
先生の出した答えが正解です。
その意味では、学校のテストは先生のご機嫌取り的な要素が強いです。



さて、これが受験生になるとどうでしょうか。
基本として、範囲は今まで学校で習ってきたこと全てで、特に指定もされません。
また、英語や国語は初めて見る文章に戸惑いを覚えるでしょうし、
もちろん先生もいないので答えもわかりません。
(理科系教科であれば、見たことのある内容が結構な割合で出題されるのですが・・・)

そのため、学校の勉強に慣れ親しんできた生徒達は路頭に迷ってしまい、
何からどう手をつけていいのかがわからなくなってしまう
のです。
結果として、受験に失敗してしまう人も出てきちゃったりするわけです。

では、何も対処法がないのでしょうか。もちろん、そんなことはありません。
数学だって、なにも大学過程にまで手をつける必要はないのですし、
英単語にしろ古文単語にしろ、巷で売られている参考書に載っている範囲で十分なのです。
受験生は、「範囲は今まで学校で習ってきたこと全て」と聞くと、
どういうわけか、いつの間にか「どこまで勉強しても範囲は終わらない」と
頭の中で勝手に変換してしまっている気がします。


ここで重要なのが、文章冒頭にも書きましたが
「今、自分はどの地点にいて、どれだけの量をこなせばよいか。」
という判断を正確にできるかどうかだと思います。

具体的には、「自分は、この分野とこの分野はもう大丈夫だから、
後はこの分野をやれば数学は大丈夫だな」という具合。
この『大丈夫』というさじ加減は人によって違ってきますが、
その時に重要なのが【自分はどの地点にいるか】が正確に把握できているかどうかです。
それさえできていれば、『大丈夫』のさじ加減云々にこだわる必要性もなくなるでしょう。

また、実は出題内容も大体決まっているような感じもあります。
学校によっては、過去問を研究すると
「ここの学校は、この分野とこの分野が好きだな」とわかることも多々あるからです。
分析をする際には、過去問が収録された本に書いてある傾向分析はあくまで参考にし、
アレコレこなしていく中で自分なりに出題傾向を見抜く
ことが重要です。
他人が提示した分析内容を鵜呑みにするのであれば、それは学校的な勉強になってしまい、
結果として「先の見えない勉強」に陥る可能性も出てきます。




学校のテスト勉強でも、「自分はあとこのぐらい勉強しないといけない」という判断を
試される場ではあるのですが、その判断をもっと正確にこなす必要が出てくるのが
受験勉強だと思います。
今までほとんど問われることのなかった判断力が、大きく結果を左右する・・・
その意味では、受験は難しいと言えるのかもしれません
ね。




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【追伸】(時事ネタですので、リンク先はいずれ消えると思います)

先日のオリンピックの話題に関連して・・・
人民日報によると(そのまま抜粋。クリックすると別窓が開きます)

中国の新聞「人民日報」は12日、
「身体障害者を襲撃することは『チベット独立』勢力の人権か」と題する短評を発表しました。
短評では、「パリで発生したオリンピック聖火リレーの妨害で、
人々はこのいわゆる『人権』の真実をはっきり認識した。
『チベット独立』勢 力は身障者の聖火リレーランナーに暴力をふるい、
オリンピックのトーチを奪おうとした。

これは、ダライ・ラマ一味のいわゆる『自由』と『人権』の原形だ」 と指摘しています。

とのことですが、大紀元に面白い記事が載っていたので、
是非そのページをご覧になってみてください。(この文章をクリックすると別窓が開きます)
どうやら、中国の自作自演の可能性が高いようです。

今は情報化社会ですから、こういったことがどんどん明るみになるんですね。
オリンピックまで、しばらく話題には事欠かないようです。
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