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日々の出来事や思ったことをアレコレと。
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見てくださってる方もほぼいないんだろうなぁ~とは思いつつ・・・
久々の更新で申し訳ないと謝ってみます。
(なにせ、半年間更新していなかったわけですからね)
忙しいとかなんとかよりも、ブログを書くときに、ある時期から更新の仕様が変わったらしく、
使ってるパソコンだとかなり面倒になったことが更新する気になれなかった言い訳です。
書くネタ自体は結構あるんですがね・・・。

しかし、ログインしていない間に随分と使いやすくなったようです。
自分の考えを文章にすることは国語の勉強にもなるので、
これからまた続けていこうかな・・・。
続けていきます!とか大風呂敷広げちゃうと怠け者の自分の首を絞めることになるので、
ちょっとぼかして表現してみました。



・・・ということで、前々から現場で感じていたことを今回のテーマに挙げてみることにします。
ちょっと前に別の日記で話が出たので、それを良いキッカケにして・・・
ズバリ!今回のテーマは【遺伝と学歴】についてです。

これについては、皆さんも色々な方面で一度は聞き及んだ話題ではないかと思います。
簡単に言うと、「親の学歴が高いから、子供も勉強ができる」といったような内容です。
この考えについて賛同する方もそれなりにいらっしゃるのではないかとも思うのですが、
私の意見は違います。「遺伝と学歴(特に大学)に関係性はほぼない」と考えています。

今まで指導してきて感じた結果が上記の結論です。
点数が取れない人は、取る技術が身についていないのだと思います。
私が指導してきた中で点数の上がらなかった人はいないに等しいのが理由です。
上がり方は幅が様々ありますが、現場で何度もそういう場面に出くわすと
遺伝論を疑わざるをえません。

勉強ができる人も沢山見てきましたが、学習の仕方が本当に上手いなぁと思いました。
(上手いとはいえ、その方法は意外と古典的なものだったりすることが多いのですが・・・)
良い大学に通っている方は、勉強のコツ・自分なりのスタイルを確立させているだけです。
コツの掴み方や個々のスタイルは様々だと思います。
ある人は独自で掴むでしょうし、ある人は家庭教師からキッカケを教わるかもしれません。
昨今では勉強法に言及する本も数多く出版されていますから、
それを読んで掴む方もいらっしゃるでしょう。
学習塾や予備校に通って、要領の良い学習法を教わる人も多いと思います。



人に影響を与えるのは、遺伝&生活環境だと聞いたことがあります。
この意見には私も賛成ですが、特に大きいのは生活環境だと考えています。
子供は、生まれたときはすごい可能性(もちろん個人差はありますよ)を持っているのですが、
生活を送る中で可能性はどんどん削ぎ落とされていく
のだと思っています。
ある部分を伸ばそうとすると逆にある部分にかける時間が減っていくとか、
また家庭環境の良し悪しが子供の性格に影響していくとか、簡単にいうとそんなところです。

ある調理師の話によると「料理がその子をつくる」のだそうです。
美味しくて、栄養の偏りなくバランスのとれた食事が骨格や脳をつくっていく・・・とのことで、
「なるほどなぁ~」と感心したものです。

家庭環境というのは、実は指導する際には非常に厄介です。
というのも、私は高校生・浪人生を指導することが多い(小中はほとんど経験ナシ)のですが、
ある程度その時点で個人というものが出来上がっている気がしてならないのです。
以前、私は「どんなに頑張っても一定のところにしか到達できない」と考えていたのですが、
その理由がコレです。20年近くかけてつくられた個人というものを
(良い意味で)壊すという作業は、正直かなり難しい
のです。
逆に壊すことに成功できればコッチのものなのですが・・・。



研究者の方で、遺伝と学歴を結びつけて考える方もいらっしゃるでしょうが
その研究はどのようにして集計されたのかが重要なポイントだと思います。
ただ単に親の学歴と子の学歴を見比べて云々では、あまりに早計な発想です。
(まさか研究者ですから、小学生でも発想できるぐらいの単純な作業を
なさって結論付けてはいないだろうと信じていますが・・・)

親の学歴が高く、それにより良い生活をしているのであれば
当然子供にもその恩恵が及び、学習環境が整いやすい状況下に置かれるのは必然です。
しかしそれは格差の遺伝であり、頭の遺伝ではないはずです。

研究対象は、おそらく、ある程度確立されている人間だと思います。
そんなものを引き合いに出されても、「ふ~ん・・・」ぐらいにしか私には思えません。
むしろ、その人そのものをつくる工程こそが重要です。
ソコに遺伝的な要素がそれなりに見つかれば素直に頷けるのですが・・・

・・・とはいえ、遺伝そのもの自体を否定する気も全くありません。
ただ、遺伝するかしないかというのは確率論・統計論になると思います。
あるものは遺伝するし、あるものは遺伝しないということです。
それが子供の勉強に影響を与えたり、逆に与えなかったりというのももちろんあるでしょうし、
そういった受け継がれたものを持ってして学歴を得た方も中にはいるでしょう。

ですが、少なくとも大学受験に関しては、
遺伝が左右する云々といった話ではない
と思うのです。
勉強の仕方を変えてみたり、ちょっとしたパターン学習をすることで、大きく成績は変わります。
大学受験は点取りゲームです。そこに地頭の良さを測るシステムがあるとは考えにくいです。
(この地頭を測るシステム作りに関しては、大学側も結構頭を悩ませているところだと思います)

むしろ、遺伝的な要素が関わってくるとすれば入学後の先にこそあると考えています。
例えばそれは、誰もが思いつかないような優れた発想をするとかいったものであって、
パターン性と点取り要素の強い大学入試とは疎遠なところにこそ発現するものでは
ないでしょうか。



・・・と、久しぶりに文章を書いたら長くなってしまいました。
要するに、こと大学受験に関して言えば(私の守備範囲がこの辺りなものですから・・・)
それまでにどのような環境下に置かれていたかが重要だということです。
それによって、勉強しても伸びに差が出てきたり
あるところでつまづく可能性が生じたりすると思います。
その時に大切なのは、一旦自分の持っているものを捨て
より良い学習法を素直に受け入れることができるかどうか
です。

その学習法を知っている人は、例えば予備校講師だったり、
勉強法を書いた成功者(と自分が思う人物)だったり、
あるいは先輩だったり・・・様々あるでしょう。
伸び悩んでいる人は、その辺りを考慮してみるといいのではないかと思います。




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