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さて、前記事でお伝えしたとおり、参考書で良さそうなのを挙げてみることにします。
ダラダラと色々な参考書を書くこともできますが、絞りに絞って紹介してみました。
上を狙うには不十分ですが、基礎をキッチリ学ぶという視点で書いてます。



【英語】
≪英単語≫
「システム英単語」駿台文庫
英単語は複数意味を持つものがありますが、
過去10年間の入試英語・英字新聞を完全データベース化し、
一番よく使われる意味を一番よく使われるフレーズで載せています。

≪文法問題のための英文法≫
ゆるく読みやすい→「英文法倶楽部」仲本浩喜
理論的→「富田の入試英文法Ver.1 解法の基礎」富田一彦
共に代々木ライブラリーからの出版物になります。
ゆるく楽しく読みたいのなら前者を、理論的に攻めたいのなら後者という具合です。
文法問題のための文法と、長文読解のための文法はちょっと違います。
分けて対処したほうが良いと思います。

≪長文を読むための英文法≫
「明慶徹の英文読解原則編が面白いほどできるスペシャルレクチャー」明慶徹
「富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解 基本ルール編」富田一彦
前者は中経出版の面白いほどシリーズ、後者は代々木ライブラリーから出てます。
後者は、先ほど挙げた英文法本ほどカタク書かれてなくてテンポよく読めるので、
個人的には後者がお勧めです。

【数学】
「本質の研究シリーズ」長岡亮介
「精説高校数学シリーズ」数研出版
本質の研究は基礎→応用まで一気に上げてくれる代物です。
ただ、教科書的なもので公式の成り立ちを確認する作業も大切ですから、
そこで精説高校数学シリーズが役に立ちます。
学習しやすいよう配置も従来とは異なり、良い感じです。

【国語】
「演習入試漢字コア1800」桐原書店
「入試評論文読解のキーワード300」大前誠司
「マドンナ古文単語230」荻野文子
「吉野の古典文法スーパー暗記帖」吉野敬介
「漢文ヤマのヤマ」三羽邦美
現代文は、読解のために語彙力をつけることが先決です。
古文単語は他にも565が人気だったり、
古文文法についても「はじめからていねいに」も人気ですが、
コンパクトで読みやすいほうを採用してます。

【物理】
「為近の物理講義ノート 最頻出問題50」為近和彦
「新しい高校物理の教科書」講談社
物理は、具体的な問題を解きつつ教科書的なものに立ち返るのが一番です。
頻出問題&良い解法に触れながら、
読みやすく配置された教科書で学習するとよいでしょう。

【化学】
「○○化学の解き方がよくわかる本シリーズ」照井俊
「化学Ⅰ・Ⅱハンドブック 要点&チェック 重要項目200」Z会シリーズ
化学も、頻出問題を良い解法で学ぶのがよいです。
ただ辛いのは、知識が漏れなくまとまったコンパクト本が化学にはないのが難点です。
上を狙うなら新研究は必須な気もしますが・・・
敢えて挙げるコンパクトなまとめ本が、上記のZ会のものです。

【生物】
「センター生物Ⅰが面白いほどわかる本」大堀求
「大堀に聞け! 理系生物達人への道」大堀求
両方とも、詳しくてわかりやすくて読みやすい本です。
遺伝を詳しくやりたいなら、「大学入試にでる生物[遺伝]が面白いほどわかる本」も。


地歴はあまり詳しくはないのですが、
分かりやすく読みやすかったものを以下に羅列してみます。

【日本史】
「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本シリーズ」金谷俊一郎

【世界史】
「センター試験のツボ世界史B」祝田秀全

【地理】
「センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本」瀬川聡

【政経】
ちょっとよくわかりません。
敢えて挙げるなら「面白いほどシリーズ」でしょうか。
「爽快講義」もわかりやすいようです。

【現代社会】
「現代社会の点数が面白いほどとれる本」蔭山克秀

【倫理】
「センター試験倫理の点数が面白いほどとれる本」蔭山克秀
「センター試験倫理48テーマ&演習」相沢理



…書いてて疲れました。大体こんな感じですかね。
上を狙うならもっと違う参考書もありますが、とりあえずは基礎固めを念頭にってことで。




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少し時間のある隙に更新してみます。



ちょっと前に「絶版参考書は良いものが結構ある」的なことを書いたのですが、
まぁ、もちろん絶版になるには様々な理由もあるわけでして、
ニーズに合ってないと生き残れなかったりする
のも事実です。
・・・大体、本屋さんも商売ですし、売れないものはさっさと入れ替えますので。
(年間8万冊も出版されるそうで、これは結構な数字です)

その観点からいくと、今現在出版されてるもので、新刊コーナーではなく
棚に置いてある参考書は、淘汰を勝ち抜いてきた良いもの(必ずしもとは言いませんが)が
わりと揃っている
と言えるでしょう。

参考書コーナーを1週間に2~3回ほど行くのが趣味な私としては
『最近は、本当に良い参考書が揃ってるよなぁ・・・』なんて思うわけです。
1冊1000円程度ですし、熟や予備校に通うよりもすごく安上がりで、
尚且つ学校の先生やどこぞの予備校講師なんかよりも分かりやすかったりして。
私が買った絶版参考書なんて、プレミアついてて5000円だったり1万だったり
2万だったり・・・そんな金額だったら、とてもじゃないけどぽんぽん買えません。

まぁ、でも学校の先生を挙げるのは酷なものもあると思いますけどね。
生徒を無事に卒業させるのが目的ですし、事務的作業に結構手間がかかるので。
指導だけしてればいい予備校と比べられたら、そりゃたまったもんじゃありません。
生徒の管理はもちろん、保護者通信みたいなの作ったり家庭訪問したり、
その他学校のことでも色々と作業に追われたり・・・etc
今になって、学校の先生はすんごく大変な職業だなぁ・・・と思ったりするわけです。
最近ではモンスターペアレンツなんて言葉も流行るぐらいですから、
私が想像するよりも、実際はもっと大変なのかもしれません。

そこに加えて高度な質を授業にせまるのは、ちょっと酷な気もします。



閑話休題。
とにかく良い参考書が多い(しかも1冊あたり1000円ぐらいで安価!)ので、
親の給料とかが影響する生活環境にあまり関係なく、大学とかで
下剋上しやすいんじゃないか
と思ったんですよね。
そのことを友人に言ったら、
「確かにその通りだけど、生活環境がよくない人は、
何が良い参考書すらも分からないのではないか?」との指摘を受けました。
なるほど・・・その視点はなかった(´・ω・`)

大阪府の橋下府知事は、私学助成金について
高校生中学生と意見交換を行ったそうです。
(クリックしたら別ページが開いてリンク先にとびます)
学力がなくて私立に行かざるを得なかったのは、私としても
それは仕方のないことだと思います。正直、擁護するのが難しいです。
ただ・・・上記でも挙げたとおり、学習環境的な差があったのかもしれません。
そこで、ちょっとブログで良さそうな参考書を挙げてみようと思います。
(ネット環境が整っていて、このブログが見れる生活環境が前提ではありますが)

高校受験はあまり守備範囲ではないので、大学受験限定で。
読みやすく、万人受けしそうなものをスローガンに。
ちょっと文章が長くなったので、ここで一旦文章を止めて、
次の記事で書いてみようと思います。




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とは言っても、ちょっと前にマンションのエントランスに貼られてたやつだけど。

マンションの管理会社が作った文章で、内容としては簡単に書くと
『深夜の騒音はご近所の迷惑ですからやめましょう』といったもの。
・・・まぁ、共同住宅ではよくある苦情です。

んで、何がビックリかというと、私の住んでる部屋の番号がボールペンで書いてあって、
苦情の文章が書かれてるところにボールペンで丸印で囲ってありました。


しかし、当の私には全く心当たりがありません。
というか、ご丁寧に苦情のところを丸で囲って強調されても、
具体的にどういったものなのかがわからないので対処しようがなくて困ります。

逆に両隣の部屋は五月蝿いときがままあるんですが・・・。



大体、私は人に生活感を感じさせるのが嫌な性格で、自分で言うのもなんけど
歩いてる音すら周辺住民に聞かれてはいけないぐらいの少しアヤシイ性格なんです。
無論、知人・友人関係も、部屋には2年以上入れてません。
部屋を見られること自体も結構神経使うし・・・。
もし誰かを招き入れるのであれば、ちょっと前の日から入念に掃除しまくりです。

心当たりはないものの、もしかしたら、私が予想だにしていなかったことが
苦情として管理会社の方にいってるかもしれない
ので、連絡してみました。
具体的な事柄がわかれば、改善できますしね。



・・・んで、電話してみてビックリしました。
確かに文章自体は以前に管理会社が作成したものなんだけど、
私についての苦情は一切来ていない
とのこと。
電話に応対した人も逆に驚いてて、現物(文章)を管理会社の方に送ることになりました。

そのときに、私の両隣が五月蝿いので、それが原因かもしれない旨を伝えました。
やっぱり明らかに両隣だと思うんですよね・・・。

というのも、片方の部屋では1ヶ月に何回か男3人ぐらいの話し声が聞こえてきて、
ひどいときでは明け方の5時ぐらいまで騒いでます。
すごく五月蝿いです。
騒ぎ方的に、まぁ、間違いなくお酒飲んでる感じ。

そんでもって、もう片方の部屋では1週間に何回か女を連れ込んでるし。
別に悪いとは言わないけど、深夜3時とかにSEX音聞かされる身にもなってほしい。
女の喋りのトーンが、これがまた独特の甲高い声でこっちまで響いてくる始末・・・
昨日は部屋で泣いてたっぽいです。
「なぁ↑ん↓でぇ→~?」(記号でおおまかなイメージが伝わるかな?)みたいな声が
鼻すすり混じりに涙声で聞こえてきたわけで・・・。
多分そっちが彼女の方なんだろうけど、明らかにもう一人別の女性連れ込んでるんですよね。
そっちは喋りのトーンよりもSEXの声が五月蝿くて、やっぱりこっちまで聞こえてくる。
二股するのは構わないけど、頼むから静かにしてほしい(´・ω・`)
声でかいんだからラブホ行けよと思う。



180px-Venn_A_intersect_B.svg.png・・・数学的には、私の部屋は積集合ですね。
隣の部屋がA、もう一方の隣の部屋をBとすると、
AとBの共通部分(A∩B)の私の部屋が
一番色濃くて五月蝿いみたいな・・・。

こっちは耳栓までして生活する日も
ちょくちょくあるのに・・・本当に今回は嫌な出来事でした。

ゴミ出しでも、ペットボトルのラベルを剥がして中洗って潰して出すのは、
私以外にもおそらく1人か2人なんですよね。
(ゴミを出すときに、潰れたペットボトルを過去数えるぐらいしか見たことないので)
50人ぐらい住んでるのになぁ・・・。

私はリサイクルはアヤシイ派(本当に意味があるのか疑わしい派)なんですが、
中を洗っておかないとゴミ捨て場に虫は来る(臭いもする)し、
潰さないと、かさ張ってしまって他の方に迷惑がかかるんですよね。

空き缶の中に煙草の吸殻を突っ込んで捨ててる人もいます。
困ったもんです。



最後はぐだぐだ・グチグチで何を言いたいかサッパリですが、
とにかく変な文章が入ってて驚きましたってことで。
あと、二股は周辺住民に迷惑にならないようにしましょうってことで。
女の声はもちろん、男の「うっ・・・」とかの声も、正直聞きたくないです('A`)



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前の記事と一緒に書いても良かったのですが、
そうすると長くなりそうで読みづらくなるっぽかったので、
一旦区切って連投してみたりなんかして。



絶版系の参考書で、名著が多いのにビックリしています。
ここでは敢えて固有名詞を挙げませんが、すごく良い本が多いです。
最近もまた新しく絶版参考書を手に入れたのですが、
内容に感動すると共に、少し寂しくなることもありました。

というのも、私が予備校で感動した内容が、そのまま載ってたりしたからです。
収録されている問題まで全く同じだったりして・・・
もちろん、祖は年代的に明らかに絶版本の方ですが。
ウラワザ的な内容まで、本当にそっくりそのまま。
すごく読みやすい本で、昔の参考書なのに今見ても感動することが多い反面、
当時の私の感動が、絶版本を読んで音を立てて崩れることもあったりなんかして。
・・・とはいえ、私が師と仰ぐ方の指導は、その参考書以上に学ぶことも
多かったので、全部が全部崩れたわけではないんですがね。




で、今手元にある絶版モノ以外にも名著は多いのですが、
なんで復刊されないんだろう(されて当然の内容です!)と思ってネットで調べてみると・・・
著作権的な問題以外に、一部では予備校講師の反対もあるのでは?
といった内容の文章を発見しました。
『虎の巻的な存在として、世に出すことはやめてほしい。
名著が再出版された日なんかには、飯のタネがなくなってしまう』
と。
たしかに、そう噂されてもおかしくないほど素晴らしい本だと思います。

今現在も、数学のワザをさも自分で発見したかのように講義する講師も少なくないようです。
・・・まぁ、人気商売ですからね。出版されて随分経ちますし、
そういった人がいるのも十分に頷ける話です。



私が以前に聞いた話でアヤシイなぁと思ったことがあって、
(最近立ち読みした本にも書いてあった内容なのですが)
世の中にはセンター試験数学ⅠAⅡBを各10分程度で解ける人がいるそうです。
本当なのかどうか、実際に目の前で解いてみてほしいもんです。

ちなみに、私が昔出した記録はマーク含めて30分でⅠA100点です。
マークした時間を削れば25分ぐらいでしょうか・・・ⅡBはマーク含めて45分でした。
今振り返ればもっと時間を削れる要素もあったので、
それを加味しても20分でⅠAがやっと終わるぐらいだと思うのですが・・・
知り合いの予備校講師(東大理系数学を60分で完答できる実力者です)にも
確認してみたところ、「マークしなくて20分ぐらい。」と言っていました。
やっぱりそのぐらいが限度だと思うんですけどね・・・。
東大や京大の数学でも、不備のない答案&数値までしっかり出すのであれば、
上記の60分ぐらいが人間の限度のような気がします。
この先易化したとしても、二次難関系なら更に10分削れるぐらいじゃないかなぁ・・・。

方針立てて終わりにしていいのであれば、逆に10分だと遅いんですよね。
センター数学ならせいぜい3~5分ぐらいで通過したいところです。
特にⅡBなんかは積分計算があったりするので、
計算を速く処理しようとテクニックを駆使したとしても、
そこまで計算量が落ちなかったり、出るべき答え(空欄)も
分数で汚い答えだったりすることがあって、一筋縄ではいかない印象を受けます。

まぁ、本当にその時間で解けるのかどうかは置いといて、
そういった話が出てくるのも予備校の面白いところかもしれません。
結構特殊な場所ですよね・・・良くも悪くも。



そう言えば、以前働いていた予備校で、
「この人、数学教えられる実力ないんじゃないの?生徒人気も微妙だし。」
と思った方の名前をなぜかこの前ふと思い出してしまいまして
グーグル先生に尋ねてみたところ、立派に違う予備校で数学教えていました。
昔はアヤシイ感じの指導でしたが、今ではマトモになっているんでしょうか。
どうも以前の印象が強くて払拭できなくて・・・。
こう書くと嫌ってるのかと思われるかもしれませんが、
個人的には好きでも嫌いでもないです。普通って感じですかね。
こういった方が検索で引っかかるのも、予備校文化の面白いところだと思いました。




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久しぶりの更新です。
・・・いやぁ~、忘れられたころに更新するのが通例になってるなぁ。
というか、単純に他のことに費やす時間が増えてるからなんですがね(´・ω・`)

自分のカテキョ的な都合もあって、遅ればせながら、
つい一週間ほど前に赤本コーナーで慶應理工の数学を立ち読みしてみました。
早稲田は結構前(早稲田理工入試が終わった直後)に見たんですけど・・・
う~ん・・・早稲田もだったんですが、今年は慶應もすごく易化してる感じがします。
全ての問題に目を通し、5分かからずに全部の問題で解答方針が
立ったのでそこから読むのはやめました。
2007年度の問題もすごく簡単で、同じぐらいのタイムでした。

というか、2007年度の慶応過去問の最後の記述は
1997年と2001年の早稲田の問題ととてもよく似ていて、
最後の方は答えも全く一緒でしたからね。

解き方云々よりも、先に答えの方が浮かんでしまったぐらいです。
(現役の予備校講師の先生方からしてみれば、まだまだ甘いタイムでしょうが・・・)



・・・で、何が言いたいかというと、自慢したいとかそんなくだらない理由じゃなくて、
(そもそも上記でも挙げたように、予備校で本職の方から見たら
私はまだまだ時間がかかり過ぎな部類でしょうし、かなり底辺の方だと思うので。
というか、もっと言ってしまえば、高校までの算数・数学はやること決まってますし、
そんなのでスゴイ・スゴクナイとか言ってる人はアホ丸出しな気がします。
大学でやる学問こそが勉強であり、そしてまた高級であって然るべきです)
近年は本当に問題が易化傾向にあるような気がします。
ほんの数年前の入試から比べても、かなり易しくなっている印象があります。
それにつれて平均点も若干上がってはいるみたいですが、
他の教科との兼ね合いもあれど、私が思ったほどは上がってないようです。
今の受験生は、入試問題レベル的には随分と恵まれてるなぁ・・・と思います。

そうそう・・・問題が同じと言えば、85年の青学理工と03年の青学理工の
y=logx系の問題も全く同じだったような・・・
今年の東大理類でも、70年代と90年代前半に似たような出題があるんですよね。

ここからは推測の域を出ないのですが、おそらくどの大学も
入試問題作成スタッフが変わりつつあるのではないでしょうか。
ちょっと前から言われてたことではありますが、最近は本当にそう感じます。
当然、彼らは以前に出題されたものを参考にしながら問題を作るワケで、
過去問研究は、近年に関しては思った以上に大事な要素になっているのかもしれません。
・・・ただ、現在出版されている過去問集ですと普通は5年近くがいいところで、
上記のように85年や70年代までチェックできるかといえばなかなか難しいものがあります。
赤本が、東大や京大など有名大学の○○カ年分過去問シリーズを出しているぐらいでしょうか。
(解答については言いたいこともありますが・・・ここでは触れません。
問題を仕入れるという観点では、ものすごく良い本だと思います。)



どの大学の理系入試でも言えることですが、
特に一次変換の良問にはしっかり触れておくべきだと思います。
(これについては、現在出版されている参考書に多く収録されています。)
旧課程では範囲外、新課程になって復活した単元ですが、
旧々課程では微積と並んで理系の花形と言われていた単元だったらしく、
確かに良問が数多く眠っています。
新課程になってちょっぴり時間も経過しているので、
出題される問題も段々と難易度が上がってくるのではと予想しています。
難しい問題(ですがナンモンではありません)が出たらチャンスですからね。




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またまた久しぶりにブログを更新してみます。
最近、時間がないんですよね・・・いや、書くネタ自体は色々とあるんですよ。
フレッシュな(もうすっかり死語ですね)話題としては
今回の中国オリンピックにおいて、ギリシャの国技と言える重量上げで
ギリシャの11選手がドーピング検査に引っ掛かり出場停止になってしまったことや
(それが中国側のミス(あくまでミスですよ・・・)だったというのですから驚きです)
毒餃子事件の進展を日本政府が隠し通していたことなどでしょうか。
(コレについての政府見解としては「捜査の進展の妨げになるから。」とのことですが、
だからといって、国内で重病人まで出した事件を中国の顔を立ててまで隠すべきでしょうか。
安心実現内閣とは、【中国人にとっての】安心実現内閣だということなのでしょうか・・・
・・・ただ、腑に落ちないのは『面子の国』である中国が敢えて
中国内で発生したメタミドホス中毒情報を日本側に伝えている
ということです)

・・・まぁ、ですが色々と昨今の出来事について書くと毎日更新ということになっちゃいますし、
更新する度に文章構成に1時間以上かかったりするので、
やらなきゃいけないことが多すぎる今となっては、その作業は億劫なんですよね。
どうせ、たいしてこんなブログを毎日チェックしてる人もいないでしょうし、
(万が一、そのような方がいたら申し訳ないです・・・)
自分の気が赴くままに更新してみようと思います。



以前、三大予備校の一つで数学の指導を行ったことがあります。
浪人生で(比較的)難関大を狙う受験生の数学指導をしていたのですが、
ある日、記述模試に関してこんな質問を受けたことがありました。
「部分点を取るにはどうすればいいですか?」と。

・・・最初、質問の意味がよくわかりませんでした。何故部分点にこだわるのかと思いました。
質問の答えにはなっていないのですが、すぐさま私は
「その模試で落とした点数は部分点によるものだけなの?」と返しました。
以下、(質問者=質、私の発言=私、と表記します)
質「いや、そういうわけではないんですけど・・・」
私「だったら、まずは自分の取れなかった単元をやるべきだよ。
受験は総合点なんだし、部分点で落とした点数は微々たるものでしょ?
それに時間をかけるよりも、解けなかった単元を解けるようにした方が
総合点は上がるんじゃないの?」
質「そうなんですけど・・・」
といった感じです。

もちろん、質問の答え自体もそのやり取りの後にキチンと返しました。
(それについては後述します)
・・・ただ、その子の気持ちもよくわかります。
要するに、受験生はある種の不安に脅かされているんですよね。
で、守りに入っちゃう。『自分の解ける単元で、減点されずに完答したい』といった感じで。

あと数点で落ちてしまったのなら、その気持ちもわからなくもないのですが
ほとんど多くの受験生はそうではないはずです。
(私の見た限り、その子は合格までにかなりの点数を要するように感じました)
だとするならば、一問でも多く解ける問題を増やし
具体例から経験と感覚を養って自己の能力を上げる
のが最善だ思います。



これに関連して、どうしても納得のできない指導法を聞いたことがあります。
それは個別指導において
【自分(生徒のことです)の計算ミスを、計算過程の中で探させる】
という指導法です。

よく考えてもみてください。今まで生きてきた人生の中で、
誰でも最低一回は計算ミスをしたことがあるでしょう。
その時、計算ミスに気付きましたか?
試験時間内に自分の計算過程を見直し、『あぁ、ココ間違ってるよ』なんて思いましたか?

大体の方は、計算結果と試験後に配布された解答を見比べた後に
『アレ?ここ間違ってるよ。どこが違うんだろう・・・考え方自体は合ってるのに。
2行目の式かな?それとも5行目の移項計算をミスったのかな?
いや、9行目で両辺にマイナスをかけたとき、不等号を逆にしなかったのかな?
・・・・う~ん・・・・・・・・・・・・・・・・あっ、ココだ!
ここで展開計算をミスってる。他は・・・うん、多分大丈夫だろう。
じゃあこの計算でもう一回やってみよう・・・よしっ、正解に辿り着いた!』
こんな感じじゃないでしょうか(少なくとも、私の場合はそうでした)。

この事実は非常に大きな意味を持つと私は考えています。
つまり、【計算している途中に、間違っていると思いながら計算している人はいない】
ということです。
間違っている人は、例えばセンター試験のカッコの穴に計算結果がはまらなかったり
(計算結果は3桁で出たのに、空いている穴を見ると2桁だったみたいな感じです)
計算結果が後の問題に続くものであった場合、後の問題を解いたら
不可思議な結果になってしまったりしない限り
(例えば、確率の計算結果が「1」(100%のことです)を超えてしまったりすることです)
試験が終わって答えが明かされるまで、その人は自分の間違いには気付きにくいと思います。

そこで、計算ミスを防ぐために私が考え出したのが、次の2つです。
★(時間が余ったら)自分の計算過程を見ずに、もう一回白紙で解き直す。
★簡単な計算でも省略して書かない。

(2+3=5だと頭の中でわかってても、それを脳内で処理して
紙に書くのを億劫がらずにキチンと計算結果を書き出す)

前者は、先の事実(自分の計算過程を見ても間違いには気付きにくい)を踏まえ、
それとは別の文脈でもう一回解き直してみるということです。
それでも同じ答えが出るのであれば、おそらくその計算自体は正しいのでしょう。

後者は二重の意味を持っていて、まず第一に頭で計算するよりも億劫がらずに
紙に書き出すほうが意外と計算ミスが少ない(頭で計算できる範囲の数値イジリなら
紙に書き出したところで10秒かからないはずです)ということ、
また、簡単な計算でも書き出すことで落ち着く(簡単な計算なら、間違いにくいだけに
余計に落ち着き要素が強いはずです)ということです。

≪答えを見ないと気付かないような計算ミスを気付かせる≫ような指導で
お金を取っている人を見ると、本当に詐欺だと思います。

そんな指導をするのであれば、早めにどこが間違っているのかを指摘し、
具体的な量をこなす中で特に間違いやすい箇所を相手に教え、
(符号ミスが多いのか、展開ミスが多いのか・・・各人でミスの多い箇所は違うはずですし、
ある一定の間違い癖もあるはずです)
そうすることで時間短縮を図り、更にもう一問もう一問と解ける単元を増やしていき、
指導できる問題量を増やしていく中で再び出てくる計算間違いの経験値も上げていって・・・
これが最も効率良い指導なのではないかとつくづく思うのです。

塾であれ個別指導であれ、点数を取ることが求められている場においては
まずは効率重視です。よく「そんなことじゃなくて勉強姿勢云々・・・」という話を聞きますが、
それはある一定以上の(求められているもの以上の)段階をクリアしてからの話でしょう。
相手に求められているものすら提示できない人間が、
自分のイデオロギーを人に意気揚揚と話しているのは滑稽だと思うのですが・・・





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善光寺が出発地を辞退し、新たに同寺近くにある長野県勤労者福祉センター跡地が
出発地となって始まった国威高揚のための聖火リレー
(4月10日の記事にも書きましたが、これは明らかに国威高揚色が強いです)
勤労者福祉センター跡地一帯は約50年前まで刑務所だったため、
地元では心霊スポットとしても有名
なのだそうです。
チベット人や東トルキスタン人を虐殺したと言われている国にはふさわしいのかもしれません。
以下に、昨日の聖火リレーを写真や動画と共に振り返ってみることにします。
(写真はクリックすると別窓で大きく表示され、動画等のリンク先も同様に別窓として開きます)



where.jpg さて、TVを見た方はご存じかもしれませんが、
『ここは本当に日本なのか?』とも思えるほど
五星紅旗の赤一色

というか、今までのオリンピックは国旗の他に
五輪の旗も振る印象があったのですが、
今回は全く異色な感じですよね。


TVメディアは中国人が応援している姿をカメラに映していましたが、
実際、現地ではどうだったんでしょうか?
現地に行った方々からの写真・動画がネットで公開されています。
(今回は、その一部をご紹介させていただこうと思います)


koutuuihan.jpg応援のためなら、日本の道路交通法違反もなんのその
日本警察も何故か注意せずに黙認状態でした。
これについては警察側の言い分もあるのでしょうが・・・
そのことについては後述します。


emarakugaki.jpg善光寺にある絵馬に【FREE TIBET】と
書かれていたのですが、
赤く×印が落書きされてしまっています。
日本は言論の自由が許されています。
中国側が何かを主張したいのであれば、
他の方々の主張に対しても寛容であるべきです

自分たちの考えだけを押し付けるのはやめましょう。


mindo.jpg【FREE TIBET】を主張する人たちに対し、
棒で威嚇する中国応援側。
振り回して人に当たったら非常に危険です。
そろそろ≪平和の祭典≫の名に
ふさわしい行動をとってもよさそうですが・・・

そんなことはお構いなしのようですね。



toosenbo.jpgチベット国旗を掲げる人に対し、
中国国旗を掲げる人が通せんぼ

この画像からではわかりにくいのですが、
元の画像だと笑いながら
通せんぼしている顔がハッキリ見えました。
これはほんの一例で、
他にも様々な妨害工作がなされたようです。


obuje.jpgモニュメントによじ登り(クリックで動画が開きます)、
その上で五星紅旗を掲げる中国側。
この写真で印象的なのは、
警察はただ取り巻いているだけという構図です。
動画を見ればわかるのですが、
何故か中国側に抗議した日本人が戒められていました



goal.jpgTV報道で、ゴール付近に中国国旗しか
ないのを不思議に思った方も多いはずです。
何故かというと、チベット国旗を持った方々に対し、
警察側が「これ以上は踏み込むな」と
入場規制をしていた
からです。
国民を守るのが職務なのでしょうが・・・
なんというか、何かが違う気もします。

その他、台湾に住む亡命チベット人2世が泣きながら乱入したり、
聖火リレー沿道の花壇踏み荒らされていたりと、
まぁ、色々と後味の悪い聖火リレーになったことは言うまでもないでしょう。
他にも、すでに消されてしまったかもしれませんが
チベット国旗を持っている人に対し、中国側が中国国旗を持ってして
取り囲んだり国旗を覆ったりしていた映像もありました。

中国側が好き勝手していたのを警察側は黙認していたわけですが、
警察側との言い分としては、言うことを聞かない中国人よりも、
言うことの聞く日本人を牽制することで被害を
最小限に食い留めたかった
との意図があったようです。
また、集団の中国人の機嫌を損ねると何をしでかすかわからない、とも・・・。



しかし、何故こうも現地の情報とTVメディアで見る情報に違いがあるのでしょうか
それも特定のアジアの国に対して寛容な印象があります。
一体、どうしてナマの情報が伝わってこないのでしょう。
(上に挙げた光景は、現地ではそこかしこで見られたようですが、
実際には一切そのような映像は報道されていませんでした。
また、当日、中国国旗で赤一色に染まった映像を見て
『どこの国の報道機関だろう?』と感じた方も多いのではないかと思います)

その答えの一つが、日中記者交換協定です。
これは、中国政府(中国共産党)に不利な言動を行なわないこと、
日中関係の妨げになる言動を行なわないこと、
台湾(中華民国)独立を肯定しないことが取り決められている協定
であり、
違反すると、記者が中国国内から追放されてしまうというものです。

私も恥ずかしながら、つい最近この協定を知りました。
こんな一方的な協定があったんですね・・・
しかし、近年では報道のオカシサに気付いてきている人も
だんだんと多くなってきている印象があります。
それは一重に、インターネットが大きな役割を果たしていると思うのです。
上で挙げたような写真や動画が、現地からナマでネット上にアップロードされています。
そこにはコメンテーターも記者も存在しない、
見た人に判断が委ねられる情報が存在します。



ただ一方的に流される情報に身を任せずに、
自分から情報を求めることがますますこれから重要性を帯びてくるでしょう。
その際、求めて手に入れた情報は確実なものなのか、
歪んだ情報ではないのか
・・・そういった判断力も必要になってきます。
この判断力を身につけるため、日々精進していきたいものですね。




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実は、他のニュースについて私なりの見解を出しブログに載せようと思っていたのですが、
ちょっと長くなりそうなので、またの機会に・・・。
つい先日、フランスでのオリンピック抗議活動に対し、
中国人のほうでもフランスに対し抗議活動を行ったようです。
(以下の画像をクリックすると別窓で拡大写真が表示されます)

610x.jpg








以下、中国人がフランス国旗に書いた文字について説明します。
国旗両端のマークについても後述します。

フランス国旗に書かれている内容はとても酷いものです。
フランスの国民的英雄であるジャンヌ・ダルクを
prostitute(売春婦; 男娼, おかま; 金の奴隷)とし、
今でもフランスを代表する英雄として抜群の知名度を誇るナポレオンを
pervert(背教者; 堕落者; 性的倒錯者, 変質者)と罵り、
フランスという国家自体をナチズムと表記する・・・

さらには、諸外国の領有権争いの的になってきた地である
コルシカ島をフランス領だとして非難する始末。
(コルシカ島本土としては、地政学的にも領土的にもイタリアの文化が色濃いようですが、
フランス支配下のコルシカ島を取り上げるのであれば
中国支配下のチベットも同等の扱いのはずであり、
これはフランスだけを非難すべきものではないはずです)

また、最もフランス人の神経を逆撫でするであろうことは、
鉤十字(ハーゲンクロイツ)を国旗に書いていることです。
これはナチスの象徴とも言えるマークになっており、
歴史的にもフランス人にとって屈辱的なマークでもあります。
以前、とある番組で、フランス人がナチス的な態度をとる人物に対し
(日本人的感覚としては尋常ではない)怒り方をするのを見たことがあります。
そのぐらい、このマークはフランス人に対して挑戦的なものなのです。


・・・さて、オリンピックの行方はどうなるんでしょうね。




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「今、自分はどの地点にいて、どれだけの量をこなせばよいか。」
この判断はとても大事だなぁとつくづく思う今日この頃。
学生と受験生では、どれだけの量をこなせばよいかが違ってくるので、
今回はこの順にちょっと考えてみることにします。
(私の守備範囲的に、学生=高校生、受験生=大学受験生の観点で書いていますが、
小学生や中学生、中学受験生や高校受験生にも通じるものがあると思います)



まず学生について。
どこまでこなせばよいかが、明確に分かっている状態です。
・・・というか、先生が答えを事前に教え、範囲も指定して教えてくれるという素晴らしさ。
例えば「○○ページから△△ページまでが、化学の二学期中間テストの範囲ね」という具合。
テストで良い点数を取りたければ、その範囲を暗記すればいいだけの話で、
(その当時は気づきもしませんでしたが)今思うと楽な状況下だったなとつくづく思います。

英語や現代文でさえ、授業の教科書で扱った文章からしか出題されませんからね。
しかも、「このとき太郎は~~のように感じていた」と
先生が読み取り、それを逐一板書する始末。
仮に、先生の勘違いか何かでその読解が誤った方向に向かっていたとしても
(先生とて、神様ではありませんから間違う可能性だって否定できません)
テストでは先生が読解して板書した内容が答えになるわけです。

数学は1+1=2のように答えがハッキリしていますし、
理科系も、例えば水がH2Oと表記できるように、やはり答えは一つです。
社会にしても、単純に出来事の名前を答えるのであれば
教科書に載っている単語以外答えようがありませんから、一つに決まります。
(『与えられた資料から類推し、得られる見解を記述せよ』のような問題であれば
若干答えにバラツキも生じそうですが、そんな問題はまず学校のテストでは
出題されることはないでしょう。少なくとも、私は見たことがありません)

英語・国語に関しては、仮に先生自身の読解が誤っていたとしても、
先生の出した答えが正解です。
その意味では、学校のテストは先生のご機嫌取り的な要素が強いです。



さて、これが受験生になるとどうでしょうか。
基本として、範囲は今まで学校で習ってきたこと全てで、特に指定もされません。
また、英語や国語は初めて見る文章に戸惑いを覚えるでしょうし、
もちろん先生もいないので答えもわかりません。
(理科系教科であれば、見たことのある内容が結構な割合で出題されるのですが・・・)

そのため、学校の勉強に慣れ親しんできた生徒達は路頭に迷ってしまい、
何からどう手をつけていいのかがわからなくなってしまう
のです。
結果として、受験に失敗してしまう人も出てきちゃったりするわけです。

では、何も対処法がないのでしょうか。もちろん、そんなことはありません。
数学だって、なにも大学過程にまで手をつける必要はないのですし、
英単語にしろ古文単語にしろ、巷で売られている参考書に載っている範囲で十分なのです。
受験生は、「範囲は今まで学校で習ってきたこと全て」と聞くと、
どういうわけか、いつの間にか「どこまで勉強しても範囲は終わらない」と
頭の中で勝手に変換してしまっている気がします。


ここで重要なのが、文章冒頭にも書きましたが
「今、自分はどの地点にいて、どれだけの量をこなせばよいか。」
という判断を正確にできるかどうかだと思います。

具体的には、「自分は、この分野とこの分野はもう大丈夫だから、
後はこの分野をやれば数学は大丈夫だな」という具合。
この『大丈夫』というさじ加減は人によって違ってきますが、
その時に重要なのが【自分はどの地点にいるか】が正確に把握できているかどうかです。
それさえできていれば、『大丈夫』のさじ加減云々にこだわる必要性もなくなるでしょう。

また、実は出題内容も大体決まっているような感じもあります。
学校によっては、過去問を研究すると
「ここの学校は、この分野とこの分野が好きだな」とわかることも多々あるからです。
分析をする際には、過去問が収録された本に書いてある傾向分析はあくまで参考にし、
アレコレこなしていく中で自分なりに出題傾向を見抜く
ことが重要です。
他人が提示した分析内容を鵜呑みにするのであれば、それは学校的な勉強になってしまい、
結果として「先の見えない勉強」に陥る可能性も出てきます。




学校のテスト勉強でも、「自分はあとこのぐらい勉強しないといけない」という判断を
試される場ではあるのですが、その判断をもっと正確にこなす必要が出てくるのが
受験勉強だと思います。
今までほとんど問われることのなかった判断力が、大きく結果を左右する・・・
その意味では、受験は難しいと言えるのかもしれません
ね。




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【追伸】(時事ネタですので、リンク先はいずれ消えると思います)

先日のオリンピックの話題に関連して・・・
人民日報によると(そのまま抜粋。クリックすると別窓が開きます)

中国の新聞「人民日報」は12日、
「身体障害者を襲撃することは『チベット独立』勢力の人権か」と題する短評を発表しました。
短評では、「パリで発生したオリンピック聖火リレーの妨害で、
人々はこのいわゆる『人権』の真実をはっきり認識した。
『チベット独立』勢 力は身障者の聖火リレーランナーに暴力をふるい、
オリンピックのトーチを奪おうとした。

これは、ダライ・ラマ一味のいわゆる『自由』と『人権』の原形だ」 と指摘しています。

とのことですが、大紀元に面白い記事が載っていたので、
是非そのページをご覧になってみてください。(この文章をクリックすると別窓が開きます)
どうやら、中国の自作自演の可能性が高いようです。

今は情報化社会ですから、こういったことがどんどん明るみになるんですね。
オリンピックまで、しばらく話題には事欠かないようです。
amr0804100954003-p3.jpg
Chinese-soldiers-posing-riot-monks-1.jpg









(写真左:米サンフランシスコ聖火ランナーが、チベットの国旗を出している
写真右:2003年度に撮られたもので、中国兵が僧衣に変装したとされる
両方とも、カーソルを合わせると説明書きが出て、クリックすると別窓で拡大画像が出ます)


時事通信によると、サンフランシスコ聖火リレーは無事に終わったとのことですが・・・

聖火リレーは「大成功」=華僑に感謝-五輪組織委からそのまま抜粋。
(クリックで別窓が開きます。時事ネタなので、いずれリンク切れすると思います)

【北京10日時事】
北京五輪組織委員会の聖火リレーセンターのスポークスマンは10日、
米サンフランシスコの聖火リレーが大成功を収めたと評価し、
「北米各地から集まった華人華僑に感謝する」と語った。新華社が伝えた。
コース変更については「聖火ランナーの安全と尊厳を守るためであり、
サンフランシスコ市の決定を尊重する」と指摘。

一方で「聖火を一目見ようとやって来たものの、望みを果たせなかった華人華僑も多い」とし、
大観衆の祝福を受けられなかったことに無念さもにじませた。


新華社とは中華人民共和国・国務院直属の通信社のことです。
この記事では聖火リレーの様子が詳しくわからないので、別の記事も参照します。


日刊スポーツによると(記事一部抜粋。これもリンクさせてあります)

予定から約20分遅れてリレーが開始され、最初の走者に渡された聖火は近くの倉庫に消え、
予定のコースを外れて車両で移動。当初のコースから2キロ近く離れた、
抗議集団も見物の市民もいない別の大通りで次の走者にリレーされた。
その後も小刻みに引き継がれ、わずかな距離をリレーして終了、バスで空港に運ばれた。


・・・とのことです。
要するに、コース変更をして、観客のいないところを少しだけ走って終わりということらしいです。
そんな聖火リレーが果たして真に意味を成すのかどうか、甚だ疑問ですが・・・。



今回の世界的な五輪・聖火抗議の発端は、もう皆さんもご存じのチベット問題というものです。
特有の国旗・言語・文化を持った民族が、1949年に中国共産党の侵略を受け、支配下に。
その後、1959年から毎年3月10日にデモが行われ、今回が49年目を迎えるわけです。

今回のデモは、僧衣に変装した中国兵が意図的に起こしたものという一部報道もあります。
毎年デモの起こる日はハッキリしているし、今年はオリンピックがあるので
さっさと意図的に起こし鎮圧しておこうという狙いがあった
という見方もあるようです。

チベット人が受けた迫害・虐殺は想像を絶するものです。
男性は強制去勢(麻酔もなしに切られたりします)、
女性は強姦され漢族混血児を身ごもる(公の場で強姦されたこともあったようです)。
ダライ・ラマの写真は持っているだけで逮捕。
当然、逮捕後は凄惨な拷問が待っているわけです。
チベット人はこれまでに120万人虐殺されたと言われています。

2006年に開通した青蔵鉄道は、チベット支配をますます強固なものにしました。
鉄道開通により漢族が流入、良い場所には全て漢族の露店があり、
チベット人に経済的恩恵が与えられたわけではありません。
(だから、いわゆる「暴動」で店を壊す映像が流れているのです)

また、漢族流入による王化政策にも加速がかかっています。
王化政策とは、簡単に言うと民族浄化です。
漢族の男性・女性とチベット人とを強引に混血させています。
現在では、チベット自治区によるチベット人と漢族の人口逆転現象が起こっています。
その他にも、中国語を強要し、ダライ・ラマ否定の教育を行い、
文化的にもどんどん追いやられていってるようです。
チベット青海省にある核施設による実験や廃棄物も、
農作物や人体に甚大な被害を与えています。




北京オリンピックは、チベット問題にスポットが当たる良い機会になったと思います。
(もっとも、スポットが当たっただけでチベット人の待遇が改善されたわけではありませんが。
デモで捕まったチベット人は、これからひどい拷問を受ける(or受けている)のでしょう・・・)

中国政府は「オリンピックと政治を分けるべきだ」と言っていますが、
当の中国は1956年~1976年までの五輪を一貫して台湾問題を理由にボイコットし、
(1964年の東京五輪では開会式当日に合わせて核実験も行っています)
1980年の五輪もアフガン問題を理由にボイコットを行っています。なんだか変な話ですね。

多数の死者を出したとされる天安門事件の後、平成4年に天皇・皇后両陛下は
国際社会から孤立していた中国を訪問されました。
当時の中国外相であった銭其琛(せんきしん)氏は、回想録でこの事について
「中国が西側の制裁を打ち破る最も適切な突破口となった」と綴っています。

今回のオリンピックでは両陛下の出席を見送ったそうですが、
ご訪問が利用される面を考えると、政府としては当然の決断だと思います。
というか、オリンピックへのご出席がそれこそ政治的に利用されるわけです。
(そもそも、オリンピックの歴史を振り返ると、政治とは不可分なんですけどね・・・)

聖火リレーに関しても、2004年のアテネオリンピックは
ギリシア発ギリシア着だからこそ地球一周した
のであり、
それ以外の聖火リレーでは一貫してギリシアから開催地への聖火リレーの形をとっています。
(2006年のトリノ五輪にしても、ギリシアからイタリアへ真っ直ぐのルートです)
しかし今回の五輪では、ギリシアから中国へ、そして中国から世界を周って再び中国へと、
まるで「中国から渡った聖火を世界が拝むのだ」と言わんばかりのルートになっています。


また、8月8日に行われる北京五輪開会式での選手団の入場行進は、
これまでとは違い、従来の参加する各国・地域の中国語表記で行うそうです。
聖火リレーにしても入場行進にしても、
なんというか・・・中華思想的なもどかしさが拭えません。



ともあれ、中国には『【平和の祭典】たるオリンピックの開催国にふさわしい』
世界から認められる行動を取ってほしい・・・本当にそう思います。
一国も早くチベット人への対応が改善されることを願っています。




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